WMS基礎知識

セット品の出荷ミスをなくす

  • 2018.04.18
  • 倉庫業務・管理

商品を出荷する際、商品価値を高めるために、主に物流センターや倉庫などであらゆる加工を施してから出荷することがあります。「流通加工」といい、例として、下記のようなものが挙げられます。

  • ギフト用に複数の商品をまとめてから出荷する
  • 部品パーツを組み立ててから出荷する
  • 商品を裁断・成形してから出荷する

流通加工イメージ

 

今回は、流通加工の中でも特に多い「セット品の出荷」について、お中元やお歳暮でよくみる調味料を詰め合わせた「ギフトセット」を例にとり、倉庫管理システム(WMS)がどのような役割を果たしているかを見ていきましょう。

※補足:
組み合わせて完成する商品を「セット品」もしくは「完成品」。
それを構成する商品を「構成品」という言葉で説明していきます

 

セット品の出荷とは

「セット品の出荷」とは、商品同士を組み合わせて出荷することをいいます。
調味料の詰め合わせ「ギフトセット」の例でいうと、構成品である調味料(醤油・お酢・ごま油・塩 など)をギフト用の箱に納めてから出荷します。

 

倉庫管理でのセット品の扱いについて

倉庫では普段、構成品である調味料(醤油・お酢・ごま油・塩 など)は単体の在庫として管理しており、「ギフトセット」の注文が来た際に、構成品をそれぞれピッキングし、組み合わせて箱詰めして出荷します。

そのため、「ギフトセット」の出荷指示が来た際に、ピッキング担当者は「どの構成品」を「数量いくつ」で組み合わせて出荷するのかを、覚えておかないといけません。さらに、そもそもセット品なのかどうか、という判断も必要になります。
結果として、ピッキング担当者が色々と考えて作業することで、負担が大きくなり、出荷ミスを生み出す要因ともなってしまいます。

 

倉庫管理システム(WMS)の役割

倉庫管理システム(WMS)では、このようなセット品についても便利な機能が搭載されています。

「セット品」と、それを構成する「構成品の組み合わせ」+「構成する数量」をシステム管理することで、出荷指示に対して自動的に構成品を展開させる仕組みです。この仕組みによって「ギフトセット」という出荷指示が来た際に、ピッキングリストには「ギフトセット」を構成する商品と数量が自動的に表記されます。
その結果、ピッキング担当者はセット品を意識することなく、ピッキングリストの表記通りに作業ができるので、出荷ミスも起こりません。

 

COOOLaで出来ること
(1)セット品

上記で例に挙げた、調味料の詰め合わせ「ギフトセット」のパターンです。組み立てることで完成する商品は、在庫として管理されません。在庫引当、ピッキング時は構成品が指定されます。

(2)加工品

(1)とは異なり、組み立てることで完成する商品を在庫として管理します。
あらかじめセットを組んでおくことで引き当て、ピッキング時は完成品が指定されます。
完成品はCOOOLaの「加工業務」という機能で、組み立てることができます。
この組み立ての際に、完成品の在庫が計上され、構成品の在庫が引き落とされます。

また、「解体」という機能もあるため、一度「加工業務」で作られた完成品を元の構成品に戻すことも可能です。出荷頻度の高い組み合わせや、お中元・お歳暮のような一時的に出荷が増える組み合わせをあらかじめ準備しておくことで、出荷作業の効率化が図れます。

 

COOOLa機能の詳細はこちら