CASE STUDY フェニックスダーツジャパン株式会社 様

COOOLa導入で在庫状況をリアルタイムで可視化!
業務デジタル化により出荷作業が効率化

ダーツマシンなど各種アミューズメント機器を店舗に提供しているフェニックスダーツジャパン様。本体に加えてメンテナンス用品なども常時供給する体制を整える必要があります。しかし同社では従来、ほぼ手作業で在庫管理を実施しており、在庫情報の可視化や作業効率などに課題がありました。そのような状況をクラウド型倉庫管理システム「COOOLa」導入により一新。具体的にどのような課題がありどう解決していったのか、ご担当者の方に詳しくお話をお伺いしました。

  • BtoB

フェニックスダーツジャパン株式会社

本社所在地:東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル 11F
設立:1999年12月
役員:代表取締役 李 承潤、代表取締役 村上 淳
事業内容:アミューズメント機器の製造・輸入・販売事業、各種イベントの企画・運営など
物流拠点:柏の葉センター倉庫(千葉県柏市十余二348-95 新柏倉庫柏の葉センターB棟-1.2)

ダーツマシンをはじめとして各種スポーツ系アミューズメント機器を展開。最新のフルデジタルモニターマシン「VSPhoenix X」では、ダーツの他にもさまざまなゲームを楽しんだり、リアルタイムで遠方のユーザーと一緒に遊んだりすることが可能だ。国内最大規模のソフトダーツプロ組織「PERFECT」を運営し、各種ダーツ大会の開催などを通じてスポーツとしての社会的認知と地位向上にも貢献している。

ご担当者:
フェニックスダーツジャパン株式会社
オペレーションディレクター 若月慎太郎様
オペレーション ロジスティクスマネージャー 増田將人様

実在庫数がすぐには分からず、棚卸し時の誤差も大きかった

———COOOLa導入前はどのように在庫管理されていたんでしょうか。

当社は、ダーツマシン本体の他に関連パーツや資材などを倉庫で管理しています。以前に店舗運営をしていたことがあり、その時使用していたPOSが残っていました。従来POSでは、倉庫などのロケーションと在庫を連動させて管理するような使い方をするはずですが、店舗事業がなくなった現在でも、商品情報だけはPOSに登録。実際の在庫管理はExcel表などを使い手作業で行っていました。

———その状態では、何が問題だったのでしょうか。

私は元々ロジスティック関連を専門に見てきたのですが、昨年当社に入社し倉庫を含めてオペレーション全体を見るようになりました。そこで問題と感じたのがまず、その時々の在庫数(実在庫)が把握できていないこと。倉庫の責任者に在庫数やSKU(※Stock Keeping Unit、受発注や在庫管理の際の最小管理単位)を尋ねてもすぐには分からず、1週間ほど経ってやっと正確な数値が出てくる、というような状態でした。
さらに、棚卸ししても、通常ではあり得ないような誤差が生じていることが分かりました。

当社で使用するダーツマシンは、韓国から日本やその他グローバル(26か国)に展開しています。日本国内の在庫すら管理できていないような状態でグローバル展開し、在庫数すら見れない状況ではまずい、ということでWMSの導入検討を始めました。

基本部分がしっかりと組まれ
韓国語版にも対応できる「COOOLa」を採択

———COOOLaを採択いただく際に他のWMSと比較されましたか。

数社のWMS製品を比較しました。特にブライセンのCOOOLaは基本的な部分がしっかりと組まれている印象で、大きなカスタマイズの必要性がありませんでした。また、将来的には物流の中心となる韓国でも導入しようという前提で検討しており、韓国語バージョンの作成が可能であることも大きな評価ポイントでした。他社製品は韓国語には対応できず、ゼロからの開発となると金額面や工数面で大きな負担になります。

———ブライセンに対する印象はいかがでしたか。

我々の持つ課題などを親身になってよく聞いていただきました。また、現場で当社の倉庫担当者などに対して直接COOOLaの説明をしてくれたり、経理担当のさまざまな疑問を解消してくれたりするなど非常に協力的に動いてくれました。

多くの倉庫スタッフがまだWMSについての知識や経験がなく、今後WMSを活用してさまざまな施策を進めていくには、スタッフへの啓蒙や教育は欠かせません。そのようなことも含めてサポート力の高さもブライセンを選んだ理由です。

まずは業務フローの見直しから着手

———COOOLa導入に際して、まずどのような準備から始められましたか。

システム検討の前に、まず現状の業務プロセスを徹底的に確認・調査することから始めました。加えて経理など物流以外の社内業務との連携についても確認し明確化。WMS導入の効果を最大化するために、特に問題があるオペレーションやフローに関してはシステム導入前に修正・改善しました。続いて、WMS導入によって何がどのように変わるのか、どのような効果があるのか、倉庫スタッフへ啓蒙することで、WMSの意義を理解してもらいました。

その後は、ベンダー選定を経て社内プロジェクト化。スタッフの事前の教育と同時に、マスターの整備などの準備を進めました。プロジェクト始動後約1カ月で、まず第1フェーズとして新品のサービスパーツを対象にCOOOLaでの管理を開始しました。

———スムーズなシステム立ち上げのためにどのような工夫をされましたか。

一気にシステム導入してしまうのが理想的で、実際に経営層からもそのような要請がありました。それだけ期待値が高かったということだと思いますが、実際には現場の混乱を避けるために、細かいフェーズで区切って、順次導入していくという方法を採用しました。これにより小さなエラーを改修しながら改善サイクルを回すことで業務に影響を及ぼすような大きなトラブルを回避し、スムーズに導入できました。

情報の可視化が進みスタッフの意識も変化

———COOOLa導入後はどのような変化が現れましたか。

第1フェーズの運用開始から約3カ月ですが、まずこれまで1つも大きな問題は起こらず、非常に安心しています。さらに、本社側から倉庫へ在庫数などの情報を問い合わせても、瞬時に回答が返ってくるようになっています。

WMSをしっかりと活用し、それをベースにしてデータに基づいてオペレーションする、という点では従来よりも非常に意識が高くなってきています。それに伴い、よりスムーズにオペレーションできるような体制も整いつつあります。

また、これまで倉庫と本社経理、営業間の注文情報や出庫情報のやり取りはすべてFAXで行ってきましたが、COOOLa導入により誰でもシステムにアクセスできるようになりました。FAXによる手作業での情報伝達作業が不要になったことで、業務効率化が実現しています。

情報連携が進んだことで、部署の垣根を越えて共通の課題認識を持つようになり、例えば倉庫と本社経理部門が互いに課題を共有しながら協働で課題解決していくような動きにもつながっています。

———現場のオペレーションはどのように変化しましたか。

COOOLa導入によって、何がどこに保管されているのか、いつでも誰でも確認できるようになり、無駄な動きがなくなったように思います。加えて、システム上で業務の区切りごとにしっかりとチェックを入れるようになり、必要に応じてダブルチェックなども実施することでミスピッキングが減少しています。

従来、各スタッフの感覚で行っていた管理を、COOOLa導入後はシステム上でロケーション設定し、そこに在庫数を当て込んで管理するようになりました。現場スタッフは、今までは豊富な経験値を活かして業務を円滑に進めてきましたが、それでは経験豊富なスタッフが居なくなった場合に業務に支障が生じる恐れがあります。COOOLaにより、業務の形をしっかり作った上でそれを皆で共有し、誰でもその業務ができるようなオープンな環境が整いつつあります。

顧客も巻き込んでさらなる業務デジタル化を推進

———今後のCOOOLaの活用はどのようにお考えでしょうか。

本社のメンテナンス用の在庫も本社分と分けてCOOOLa上で管理するようにしており、これが次の第2フェーズの対象です。さらに、仙台、名古屋、大阪、岡山にある代理店(子会社)が持つ在庫の管理が第3フェーズ。それぞれが順調にスタートし、稼働が始まっている段階です。

そして、まだ構想段階ではありますが、BtoBオンラインシステムを構築したいと思っています。現在お客様からの注文はFAXで受け付けていますが、お客様が直接システムからオーダーしていただけるようにできれば、あとは倉庫でそのデータに基づいて出荷処理するだけなので、大幅に工数削減でき、お客様の利便性も向上します。このように業務のデジタル化を進めていくことが、今回COOOLaのようなWMSを導入したそもそもの目的でもありました。

上記のような業務オペレーションの課題と並行して、ロジスティクス上の課題も解決していく必要があります。現在当社の主な物流拠点は千葉にあり、そこが日本全国をほぼカバーしています。弊社の保有するマシンは、合計3,000台以上ありますが、そのうち弊社が管理する直営代理店(PD:Phoenix Darts株式会社)の地方事務所拠点ごとで保有する在庫は、せいぜいマシン本体で10台程度の規模になります。そこで例えば西日本に物流拠点を設け、物流コストを抑えていくことも考えていかなければなりません。

また、韓国の製造元にもCOOOLaを導入して連動すれば、韓国側と当社側の双方の入出庫処理を効率化することができます。グローバルで導入し、韓国側から全世界レベルでの在庫の可視化と適正化にCOOOLaを活用したいと考えています。

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