CASE STUDY 戸田倉庫株式会社 様

担当者頼みだった
倉庫業務の標準化に成功
柔軟なカスタマイズ対応が
導入の決め手

埼玉県と愛知県に拠点を構え、約半世紀にわたり貨物輸送事業と倉庫事業を展開している戸田倉庫様。一部上場の化学メーカーの倉庫業務を請け負い、取り扱いには細心の注意を要する化学品を主に扱っています。 長年自社の管理システムだけで運用を続けてきましたが、それだけでは限界を感じるようになり、WMSの導入を決断。数社を比較検討した結果、COOOLaを導入していただいています。COOOLaのメリットや感想などをうかがいました。

  • BtoB
  • 3PL

戸田倉庫株式会社

倉庫拠点:
(1) 埼玉県戸田市新曽南
(2) 埼玉県川口市赤芝新田
(3) 愛知県東海市名和町

約半世紀にわたり、一般常温倉庫と危険物(第4類第4石油類、第4類第3石油類)の保管荷扱業務を行い、倉庫保管から輸送までワンストップサービスを提供しています。

探す時間を
10分の1にまで短縮

——— 戸田倉庫代表取締役社長の川岡正男様にお伺いします。
数あるWMSの中から、COOOLaを導入した理由はどのようなものでしょうか?

川岡様今までは当社独自の、倉庫と経理が連動した管理システムを使っていましたが、やはりそれだけでは限界を感じるようになりWMSの導入を決めました。
予備知識もないまま展示会に足を運び合計6社から話を聞きましたが、入庫してから商品コードが変わっても対応できる独自の仕様にカスタマイズしたいという希望があり、その時点で2社に絞られました。誤出荷を防ぐためにもその仕様が叶えられるかが重要で、他社の場合は多機能であってもその対応が難しく、既存の機能の中で使ってほしいとのことでした。そして最終的に、こちらの要望に柔軟に対応してもらえると感じたCOOOLaを導入することに決めました。

——— ありがとうございます!
COOOLaの導入によって、どのようなメリットがありましたか?

川岡様一言でいうと、会社として仕事を標準化することができました。
昔の倉庫業務のあり方は、どこに何があるかは担当者がわかる、というものでした。担当者のプロ意識や職人技により、今度入庫される製品はここに入るから空けておくといった管理をすべて人に頼っていました。
しかし、会社としては仕事を標準化したい、初めて倉庫に入った人でも指図書を見て製品を出すことができるようになりたいと考えました。また、倉庫を管理する職人とはいえ人間ですから完璧ではありません。COOOLaを導入すれば、忘れてしまったので探す、初めて入ってきたから探す、そのような時間のロスがなくなります。探すというのは時間の無駄で、会社としては人件費につながりますから大きな問題です。

——— 確かにその通りですね。
探す時間はどれくらい減りましたか?

川岡様個人差はありますが、今までは慣れない人が一つの棟で一つの商品を探すのに10分ほどはかかっていました。感覚的にはそれが1分になったと思います。並んでいる規則性だけ教えれば、初めての人でもすぐに出せるようになりました。フォークリフトの作業はどんなに上達したとしても他人の10倍も速くなるということはありませんから、探す時間が減るというのは大きな差です。

数日がかりの棚卸しが
1日で終わるように

——— 次に、実際にCOOOLaを操作している南朋子様にお話を伺います。
南様のお仕事はCOOOLaの導入で変わりましたか?

南様最初は新しいシステムで不安だし、新たにピッキングリストを出すのに手間がかかるかなと思いましたが、慣れてしまえば大した手間ではなかったです。リアルタイムで在庫が見られるので、万が一違う商品をスキャンするとエラーになって出荷できなくなる。出荷するたびに異常がないか確認することができてとても助かっています。

——— COOOLaの操作で困ったことはありませんでしたか?

南様画面がわかりやすいので、導入当初を除いて電話で問い合わせることもほとんどありませんでした。パソコンが苦手な人でも難なく使いこなしています。

——— 普段のお仕事で大きく変わった部分はありますか?

南様年に2回行う棚卸しが一番重要な業務なのですが、今まではシステムの在庫表と実物が合わないと、数が合うまで何度も照合する必要がありとても大変でした。COOOLaを導入してからは、差異リストが出てくるので、そこだけ重点的に調べれば大丈夫になったのでとても楽になりました。

川岡様導入前はどんなに短くても2日、長いと3〜4日かかっていたものが、今ではきっちり1日で終わるようになりました。

現場からも自信を持って
おすすめできます

——— 他にはどのような影響がありましたか?

南様当たり前のことですが、仕事全体が楽になりましたね。

川岡様楽になったことで慌てないようになりました。そして、慌てないということは事故を防ぐことができるということです。誤出荷や荷物事故は、ほとんどの場合時間に追われて慌ててしまうことから起きますからね。

——— ミスやトラブルも減ったのですね。

川岡様導入してから約半年が経ちますが、まだ誤出荷は起きていません。あと半年誤出荷がなければ大きな進歩だと思います。うちの場合は扱っているものが化学品なので、万が一誤出荷したものがそのまま使われてしまったら大きな損害が出てしまうので絶対に防がなければいけません。そのリスクを考えた場合、費用に見合う効果があると思います。

——— 生産性が上がるのはもちろん、誤出荷がなくなるのは重要ですね。

川岡様会社としては後者の方が大きな問題ですが、現場のスタッフとしては前者のほうが大事です。どんなに立派なシステムでも、実際に使う人たちが使いこなせるかというところです。パソコンが苦手な人もいますが、そういう人たちにも簡単に使える仕組みでないと意味がありません。

——— 改善してほしい部分はありますか?

川岡様こういう機能がほしいと伝えたら、実はパッケージの中でできるものだったということはありました(笑)。追加してほしい機能を伝えて、それが他のCOOOLaの導入先でも同じように使える機能であれば、カスタマイズではなく標準機能として開発してくれるというのも、COOOLaならではの嬉しいポイントですね。

——— WMSの導入を検討している会社様にメッセージをお願いします。

川岡様世の中にWMSはたくさんありますが、COOOLaは特に初めて導入するという会社様におすすめだと思います。こちらの要望にも臨機応変に対応してくれますし、一緒に作り上げていくという安心感がありますね。

南様実際に使っている立場からも、在庫管理としてとても優れていて、自信をもっておすすめできるものだと思います。

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