CASE STUDY 三越伊勢丹ビジネス・サポート 様
クラウド型WMS「COOOLa」が百貨店ならではの多様な物流要件に柔軟に対応!
WMS統合と業務の可視化で、変化に強い物流基盤を構築
三越伊勢丹グループの物流を担い、グループ外にも幅広く物流事業を展開する三越伊勢丹ビジネス・サポート様。百貨店ならではの多様な物流要件に対応するため、クラウド型WMS「COOOLa」を導入しました。導入の背景や導入後の変化、今後の展望についてお話を伺いました。
- BtoB
- BtoC
株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート
設立:2006年3月3日
代表者:代表取締役社長 藤森 健至
資本金:50百万円
本社所在地:東京都新宿区新宿5-11-5 パークシティイセタン1
物流拠点:第二所沢センター
三越伊勢丹グループの物流を担う中核企業として、長年にわたり百貨店物流を支えてきた三越伊勢丹ビジネス・サポート様。
商品の入荷・保管・出荷といった物流業務に加え、製品検品やギフト包装などの流通加工、EC物流、店舗間の輸送ネットワークの構築・運営まで、幅広い物流サービスを展開しています。
百貨店物流で培った高品質できめ細かな対応力を強みに、現在では三越伊勢丹グループ内にとどまらず、一般企業に向けた3PL・物流ソリューションも提供。
ECやBtoBなど多様化する物流ニーズに応じ、物流業務の設計から運営まで一貫した支援を行っています。
ご担当者:
株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート
総務・経営企画部 麻生 英揮 様
センター事業部 菅沼 信介 様
百貨店ならではの多様な物流要件
多品種の商品やギフトなど、幅広い業務への対応
———COOOLa導入前には、どのような課題がありましたか?
百貨店物流には、多品種・小ロットの商品を取り扱い、物流パターンが多岐にわたることに加え、季節や催事による物量変動が大きいという特徴があります。
また、ギフトでは「のし」やメッセージカードへの対応など、商品や用途に応じたきめ細かな運用も求められます。
こうした多様な業務に対応し、物流品質を維持しながら生産性を高めるためには、現場の経験だけに依存せず、在庫や作業進捗を可視化し、業務ごとの要件に合わせながら標準化を進められる仕組みが必要でした。
さらに、将来的な事業拡大や業務の変化にも柔軟に対応できるWMS基盤を整備することが課題でした。
柔軟性と将来の拡張性を評価
業務の変化にも対応できるシステムとしてCOOOLaを選定
———COOOLaを選定した理由を教えてください。
当社の業務要件に柔軟に対応できることに加え、必要な体制を確保し、限られたスケジュールの中で導入を進められるかという実行可能性を重視しました。
ブライセン社は、当社業務への機能適合性やカスタマイズの柔軟性、AutoStoreやGASなどのマテハンとの連携実績・対応力を評価しました。
また、導入後の業務変更や事業拡大に応じて、機能追加や他システムとの連携を進められる開発力・拡張性も重要なポイントでした。
実際の物流業務や現場運用を踏まえ、実現方法を一緒に検討いただける姿勢や、導入後も相談しながら改善を続けられるサポート体制にも魅力を感じました。
要件を整理しながらシステムを構築
現場の声を反映し、柔軟に対応
———導入プロジェクトはいかがでしたか?
今回は、2つのWMSの統合と倉庫移転を並行して進める、難易度の高いプロジェクトでした。限られた期間で確実に稼働させるため、大きく3つの業務・機能を段階的にリリースする計画で進めました。苦労したのは、BtoB、BtoC、特殊BtoBで異なる業務要件に対応しながら、AutoStoreやGASなどのマテハンとの連携を含め、現場の物流オペレーション全体を確認する必要があったことです。要件定義と後続工程を一部並行して進める中で、稼働に必要な機能と稼働後に改善する機能を整理し、ブライセン社と優先順位や実装範囲を継続的に調整しました。途中で要件や機能の変更もありましたが、双方で課題や進捗を共有し、柔軟に対応することで、当初の予定どおり稼働につなげることができました。状況の変化に対応しながら、最終的な稼働スケジュールを維持いただいた点は、ブライセン社のプロジェクト対応力として評価しています。
———COOOLa導入後、どのような変化を感じていますか?
大きな変化の一つは、数字が見えるようになったことです。COOOLaの導入により、在庫情報や作業進捗を共通のシステム上で確認できるようになり、日々の状況をデータで把握し、業務改善を考えるための基盤が整いました。また、BtoBとBtoCで分かれていたシステムを統合し、上位システムとの連携も一本化しました。倉庫移転に伴う物流機能の集約と合わせて、運用コストの削減にもつながっています。今後は蓄積したデータを活用し、作業量と必要な人員の関係などを分析しながら、さらなる生産性向上につなげていきたいと考えています。
蓄積したデータを活用し、さらなる物流改善へ
現場に合わせた継続的な改善を推進
———今後、COOOLaをどのように活用していきたいですか?
今後は、COOOLaを入出荷や在庫の管理だけでなく、蓄積したデータを物流改善にも活用していきたいと考えています。
作業生産性や物流品質を可視化し、現場の5Sや業務標準化、人材育成と組み合わせることで、継続的に改善できる物流現場を目指します。また、人手不足や環境の変化にも対応できるよう、新たな業務や荷主様にも活用の幅を広げていきたいです。
百貨店物流で培った品質とノウハウを生かしながら、グループ内外のお客様への提供価値を高めていきたいと考えています。
