WMS基礎知識

物流のコストを削減するにはまず在庫から

  • 2018.02.13
  • 倉庫業務・管理

需要量の予測が難しい昨今、ただ単純に、商品をより多く生産し保管することにより、問題を解決しようとしていませんか?
ここでは、在庫を管理する上で最も大切な「適正在庫の管理」について解説していきます。

日本ロジスティクスシステム協会(JILS)によると、過去およそ1年間に取り組んだ物流コスト削減策として特に多かったのが、「在庫の削減」と「保管の効率化」だと発表しました。

在庫管理イメージ

適正在庫の管理
「在庫の削減」について

3PLに倉庫業務を委託する場合、入出荷作業の料金の他に、在庫を保管するための「保管料」という料金が発生します。そのため、無駄な在庫を無くすことで、「保管料」のコスト削減につながります。

「保管の効率化」について

1.商品のロケーションの変更

もしあなたが、ピッキングリストを基に在庫から商品を探しだす場合、以下A,B,Cの中で、どれが簡単でしょうか?

  • A:入口から一番奥にある商品を取ってくる。
  • B:入口からすぐ近く、一番上の棚にある商品を背伸びして取ってくる。
  • C:入口からすぐ近く、すぐに手が届く棚にある商品を取ってくる。

もちろんCが一番簡単ですよね。

日々、出荷作業を行う中で、ピッキングでの移動距離は作業時間に大きな影響を与えます。
すべての商品をCのように配置することは難しいですが、出荷量が多いものを優先的に手の届きやすい位置に配置することで、作業時間の効率化が図れます。
 
また、システム側で商品のロケーション変更をする際に、いったん作業場を離れなければいけなくなると、その移動時間のロスが発生します。そこで、その場でロケーション変更ができるハンディターミナルを導入すると、作業時間の効率化とミスの軽減につながります。

2.商品の不良を発見

日々の作業の中で、「商品にキズを見つけてしまった・・・」や「商品を落としてしまった・・・」ことは、ありませんか?その場合は、早期に出荷対象から外すことが重要です。入出荷伝票を入力することなく、変更できる機能があると、商品の品質を守ることが可能です。

3.在庫がない!!その時は

  • 倉庫には商品があるが、システム上に在庫がない
  • システム上に在庫はあるが、商品が見つからない

こういったこともあるのではないでしょうか?人間が行うことですので、間違いもあります。

このような場合、システム上の在庫を現実の在庫に合わせる必要がありますが、在庫を合わせる際に、システム上で入荷処理や出荷処理を行っていると、作業時間に大きな影響を与えます。
そのため、倉庫管理システム(WMS)には「在庫調整」という機能があり、簡単に在庫を合わせることが可能です。

COOOLaで出来ること
(1)在庫照会

在庫の状況を倉庫や商品、ロット・ロケーションなど様々な集計単位で参照することができます。
また、発注点割れ、長期滞留、期限切れ、出庫限界切れなど特定の条件に特化した在庫の検索ができるため、不良在庫をいつでも見つけることができ適正在庫の保持に役立ちます。

(2)ロケーション変更

ロケーション・商品・SKUごとにロケーションを変更することができます。PC上だけでなく、ハンディターミナルでも行うことができ、その場で変更が反映されます。
また、ハンディターミナルの機能にはロケーション内の商品を一括して変更できる機能もあります。

(3)品質・ロット変更

品質・ロット変更が必要になった場合、SKU・ロケーション・品質・ロットごとに品質・ロット・入庫日を変更したい数量で変更できます。また、変更理由が必須入力となっているため、あとで履歴を参照したときになぜ変更したのか確認することが出来ます。

(4)在庫調整

SKU・ロケーション単位での在庫の増減を調整することができます。また、システム上にはない在庫も新たな在庫データとして登録することもできます。
変更理由が必須入力となっているため、あとで履歴を参照したときになぜ変更したのか確認することが出来ます。

 

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