WMS(倉庫管理システム)の導入メリット
(1)作業効率の向上ができる
コロナウイルスの影響もあり、実店舗での買い物よりもECサイトなどで商品を購入するケースが増加しました。結果、輸送個数の拡大が起こり、短時間でミスをせずに商品を発送するかが重要になりました。加えて、物流業界では人材不足が常に課題となっており、少ない人数でいかに出荷量を担保するための業務効率向上は必須です。そこでWMSを導入して、業務知識がなくてもピッキングができるよう作業を簡素化することや、目視の作業を減らして入荷や出荷までのスピードアップをしたりするなど、作業者の負担を減らして作業効率を高める取り組みをしている企業が増加しました。
(2)人的ミスを減少できる
出荷量の増加や荷姿が複雑化するに従って、商品の入れ間違いや発送先を間違えるなどの人的ミスが多発するようになりました。誤出荷はお客さまからのクレームだけでなく再配送のコスト増や口コミでの評判が下がるなど、これまでより大きなリスクとして考えられるようになりました。帳合などの人的ミスが発生しやすい作業を根本から見直したり、出荷指示をわかりやすく表示するなど、WMSによってミスを軽減することができます。
(3)物流サービスの向上ができる
コロナウイルスの影響やSNSの普及もあり大量の製品を早く、正確にお客様の手元に届けることがより一層求められるようになりました。特に競争が激化する通信販売業界では、自社の優位性を高めるために、物流現場に求められることも増えてきました。それに加えて
リピート客を増やすためのチラシやクーポンなどの同梱物など、注文者への「おもてなし」や「販促」を実現するために、WMSの機能次第ではサービスを向上し、売上を拡大していくことができます。
WMS(倉庫管理システム)でできること
(1)入出荷などの物の出入りを正確に把握し、管理する
WMSの基本的な役割は、「倉庫にいつどれだけの物(貨物、資材、商品)が入荷され、出荷したか」「倉庫内にどれだけの物が残っているか」「どこに物が置いてあるのか」ということを、正確に管理することです。目視ではなく、入出荷の際にバーコードで読み取ってWMSで管理することで、在庫数を正確に把握することができます。また、COOOLaでも採用しているクラウド型のWMSであれば、荷主と倉庫や複数拠点をインターネットでリアルタイムに共有することができます。
(2)納品書・送り状などの帳票類の作成
WMSでは、出荷データから、納品書や送り状などを一括で作成することができます。Excelで作成していた帳票も、WMS上で簡単に発行することができます。さらに「一体型帳票」に対応するCOOOLaでは、納品書、ピッキングリストなどの帳票類を1枚にまとめて印刷するため、仕分けの手間を省き、封入のミスをなくすことができます。
(3)複数拠点・多人数での指示や情報共有
入荷から出荷、在庫などをWMSで一元管理することができるため、複数の拠点で、さまざまなポジションの人がリアルタイムに情報を共有することができます。個別の出荷に関する細かな指示もWMS上で行うことができ、過去のやりとりを記録したり、現在の出荷状況を把握したり、在庫管理についてもシームレスに行うことができます。さらに、COOOLaでは、同じ情報を複数言語でみることができる「多言語機能」に対応しているため、海外の物流拠点にも展開することもできます。
まとめ
WMSは、倉庫内の物流業務を効率化するのに役立ちます。さらに企業経営に関わるさまざまなメリットにもつながるでしょう。
WMSの導入をお考えの方は、ぜひ「COOOLa」をご検討ください。
COOOLaは、物流・倉庫業務の生産性を追求したシステムであり、倉庫業務を行うさまざまな企業様の課題や悩みを解決します。お困りの際には、ぜひお気軽にご相談ください。