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物流業務を改善するには?在庫管理やロケーション管理などの改善策をご紹介します

2023.10.27

倉庫業務・管理

倉庫業務においての人手不足は深刻な問題になっています。
一方でコロナウイルスなど外的要因の影響で業務量が増え続けています。
今回のコラムでは倉庫業務の中でも重要な在庫管理やロケーション管理などを中心にお伝えします。

ロケーション管理の改善

ロケーションとは、倉庫内の保管場所を示す住所のことです。
適切なロケーション管理をすることで、倉庫内での商品資産や正確な位置情報を追跡、管理、および最適化などといった保管効率や作業効率の改善に繋がるためロケーション管理はとても重要です。
管理方法は「固定ロケーション」と「フリーロケーション」と分かれており、高需要商品やよく売れる商品に対しては固定ローケション、季節的な商品、一時的な在庫、または倉庫内のアイテムの利用状況が頻繁に変動する場合はフリーロケーションという自社商材の特性に合わせた管理方法を選ぶことが必要です。加えて、位置情報の追跡や正確な在庫管理をWMSを活用し行うことでピッキング作業の効率化や誤出荷防止にも繋がります。

在庫管理の改善

在庫管理とは、商品(製品)や原材料などの在庫を生産量や販売量に照らし合わせて、適切な状態・量で供給できるよう管理することをいいます。
適切な在庫管理をすることでコスト削減、ピッキングの最適化、顧客サービスの向上など企業や組織にとって業務効率化に繋がります。
一方で正しく在庫を把握していないと保管コストの増加や顧客からのお問い合わせに対して対応ができないなど業務の非効率化に繋がります。
在庫管理で重要なことは、商品コード、製造日や賞味期限、ロットといった「商品」情報と、商品がどこにいくつあるのかといった「場所」の情報を把握することです。
WMSであればどちらもデータで管理することができるので、自社の課題がどちらにあるのかを明確にし、適切な対策を取りましょう。

コスト削減

適切なロケーション管理や在庫管理をすることで保管コストや人件費の削減などコストの削減に繋がります。
特に人件費や運送費などの様々な値上げが続く中でのコスト削減は企業が取り組むべき重要項目です。
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)によると、過去およそ1年間に取り組んだ物流コスト削減策として特に多かったのが、「在庫の削減」と「保管の効率化」だと発表しました。
WMSを活用することで倉庫内のロケーション管理や在庫管理などが改善され、余剰在庫を減らすことだけでなく無駄な業務を減らすことができるのでコスト削減に繋がります。

同梱物の出荷対応

EC市場が拡大する中で、特に「単品リピート通販」の需要が高まっています。リピートを促進するにあたって、出荷する商品と一緒に入れる商品案内カタログや宣伝用チラシ、サンプル商品といった「同梱物」の対応がとても重要になっています。
しかし、同梱物は「注文商品」「定期回数」「配送方法」「支払方法」「会員ランク」といった様々な情報をもとに適切な同梱物を入れる必要があるため、管理が煩雑になりやすいだけでなく、適切な同梱物を入れる必要があるため、リピート率が向上しやすい反面、ミスが発生しやすいというデメリットがあります。
WMSを導入することで、同梱物の封入条件の細かい指定や、同梱物をピッキングリストに表示することができるため、ミスを減らし効率を向上することができます。

ピッキングミスの低減

コラムの冒頭でも述べましたが物流量が増加する一方で人手不足は深刻です。
しかし出荷件数を増加させるためには一人当たりの生産性の向上は必須です。
ここで大きな問題になってくるのがピッキングミスです。
倉庫内でミスに気付くことができれば商品を戻す、追加するという作業で済みますが、ミスに気付かずそのまま出荷してしまった場合、再送と追加の手数料コストが発生したり、顧客からのクレームにも繋がります。
ピッキング作業の際にWMSとハンディ端末を活用することでロケーションの把握や在庫管理、間違えてピッキングした際にハンディ端末からアラートが出るためピッキングミスの低減に大きな効果があります。

まとめ

ブライセンでは、クラウド型のWMS(倉庫管理システム)「COOOLa」をご提供しております。基本機能とオプション機能が充実しており、業務効率化に寄与します。

さらに、柔軟なカスタマイズ性を有しており、汎用性と拡張性を両立した使い勝手の良い、思い通りのWMS運用を実現できます。
導入時や導入後のサポートも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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