WMSの基礎知識WMS BASIC KNOWLEDGE

システム

WMS(倉庫管理システム)とは?

倉庫イメージ

WMSとは「Warehouse Management System」の略で、日本語では「倉庫管理システム」と呼ばれます。倉庫の入荷から出荷、在庫などを一元管理する仕組みで、作業効率を高める目的で、多くの物流倉庫で導入されています。
オンラインショップの台頭により成長・拡大を続ける物流業を下支えするシステムとして、短時間でより多くの入出荷を工夫する必要が物流センターや通信販売業にとっての重要な戦略のひとつなっています。

(出典)電子商取引(EC)市場の成長と宅配便の増加(国土交通省より)
出典)電子商取引(EC)市場の成長と宅配便の増加(国土交通省「物流を取り巻く現状について」p.12より引用)
http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf

WMS(倉庫管理システム)の導入メリット

(1)作業効率の向上ができる

輸送個数の拡大により、物流業界では人材不足の解消や倉庫・設備の整備が喫緊の課題となっています。一方で、今ある資源でより多くの入出荷をするための業務効率向上にも注目が集まっています。業務知識がなくてもピッキングができるよう作業を簡素化することや、目視の作業を減らして入荷や出荷までのスピードアップをしたりするなど、作業者の負担を減らして作業効率を高めることができます。

(2)人的ミスを減少できる

荷姿や出荷指示が複雑化するに従って、入れ間違いや発送ミスなどの人的ミスが多発するようになりました。誤出荷はお客さまからのクレームや再配送などのコスト増だけでなく、口コミで評判が広がりやすく、これまでより大きなリスクとして考えられるようになりました。帳合などの人的ミスが発生しやすい作業を根本から見直したり、出荷指示をわかりやすく表示するなど、WMSによってミスを軽減することができます。

(3)物流サービスの向上ができる

競争が激化する通信販売業界では、自社の優位性を高めるために、物流現場に求められることも増えてきました。

  • 出荷までのスピードアップ
  • リピート客を増やすためのチラシやクーポンなどの同梱物

など、注文者への「おもてなし」や「販促」を実現するために、WMSの機能次第ではサービスを向上し、売上を拡大していくことができます。

MS(倉庫管理システム)でできること

(1)入荷・出荷などの物の出入りを正確に把握し、管理する

WMSにおける、もっとも基本的な役割は、「倉庫内にいつどれだけの物(貨物、資材、商品)が入荷され、出荷したか」「現在、倉庫内にどれだけの物が残っているか」ということを、正確に把握して管理することです。目視ではなく、入出荷の際にバーコードで読み取ってシステムで管理することで、在庫数を正確に把握することができます。また、COOOLaでも採用しているクラウド型のWMSであれば、荷主と倉庫や複数拠点をインターネットでリアルタイムに共有することができます。

(2)納品書・送り状などの帳票類の作成

WMSでは、出荷データから、納品書や送り状などを一括で作成することができます。Excelからフォーマット作成していた帳票も、システム上で簡単に発行することができます。さらに「一体型帳票」に対応するCOOOLaでは、納品書、ピッキングリストなどの帳票類を1枚にまとめて印刷するため、仕分けの手間を省き、封入のミスをなくすことができます。

*詳しくはこちら「一体型帳票

(3)複数拠点・多人数での指示や情報共有

入荷から出荷、在庫などをWMSで一元管理することができるため、複数の拠点で、さまざまなポジションの人がリアルタイムに情報を共有することができます。個別の出荷に関する細かな指示もWMS上で行うことができ、過去のやりとりを記録したり、現在の出荷状況を把握したり、在庫管理についてもシームレスに行うことができます。さらに、COOOLaでは、同じ情報を複数言語でみることができる「多言語機能」に対応しているため、海外の物流拠点にも展開することもできます。

*詳しくはこちら「多言語機能

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