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WMSとOMSとの違いとは?連携させるメリットも解説

2024.02.01

システム

物流業界においてはDX化が進んでおり、それに伴い様々なシステム・サービスが存在しています。
例えば、倉庫管理システムのWMS、配車管理システムのTMS、注文管理システムのOMSなど頭文字3文字のシステムがたくさんあります。

今回はOMSと呼ばれる受注管理システムについて、WMSとの違いやWMSとOMSを連携させるメリットなどを解説します。ぜひご覧ください。

導入実績
500社以上
最短2週間
稼働開始
ユーザー数
追加費用なし

OMSとは

OMSとは「Order Management System」の略で、日本語では「注文管理システム」と呼ばれています。
主に商品の受注情報を一元管理し、在庫引当から出荷依頼、顧客への通知や請求、返品処理まで、注文に関わる一連の業務プロセスを統合的に管理する仕組みです。

近年、ECの普及や多チャネル化が進む中で、OMSは注文件数の増加や複雑化する在庫管理への対応を支える重要な役割を果たしています。
具体的には、複数の販売チャネル(自社ECサイト、モール、実店舗など)で発生する受注情報をリアルタイムに集約し、在庫状況に応じた引当処理やステータス更新を自動化する機能が備わっています。

また、WMS(倉庫管理システム)が倉庫内の入出庫やロケーション管理を担うのに対し、OMSは受注を起点とするフロント業務と倉庫・配送のバックヤード業務をつなぐハブのような存在です。
さらに、ERP(基幹業務システム)と連携することで、販売・在庫・会計情報を統合し、業務全体の効率化を推進することができます。

このようにOMSは、企業が顧客満足度を高めつつ、多様化する物流オペレーションを最適化するために欠かせないシステムとして注目されています。

OMS導入のメリット

OMSを導入するメリットをご紹介します。

1.業務効率の向上

OMSで注文処理を自動化できるため、手動での入力ミスや遅延を無くし業務を効率化できます。
また、OMSと在庫管理を連携することで、リアルタイムで在庫状況を把握し、在庫切れや過剰在庫を防ぐことができます。

2.顧客満足度の向上

OMSは注文状況の確認が簡単にできるため、顧客に対して迅速に正確な情報を提供できます。
また、誤出荷の防止と配送納期の短縮ができるので、顧客満足度の向上に繋がります。

3.コスト削減

OMSで注文処理を自動化することで、人件費を削減できます。

4.データの一元管理

OMSはECサイトや実店舗など複数の販売チャネルからの注文を一元管理できるため、データの整合性を保つことができます。
さらに、顧客データ、注文履歴、在庫情報などの一元管理も実現できます。

5.レポートと分析

OMSでは上記のデータをレポート化できる機能があるため、販売トレンドの把握や在庫補充タイミングの最適化、販売戦略の立案などに役立てることができます。

WMSとOMSの違い

ここからはWMSとOMSの違いについて解説していきます。

WMSとOMSは異なる業務プロセスに焦点を当てたシステムであり、それぞれ異なる役割を果たします。
まず、WMSの主な機能は倉庫内の物流プロセスと在庫管理に焦点を当てています。受発注、在庫の配置・管理、ピッキング、パッキング、出荷など、倉庫の物流業務に関わるプロセスを効率的に管理します。一方でOMSは注文と注文フルフィルメントプロセスの最適化に焦点を当てています。
フルフィルメントプロセスとは企業が注文を受け入れ、処理し、商品を顧客に届けるためのプロセスのことです。具体的には製品・サービスを販売する企業が、注文を受けて製品・サービスを準備し、包装し、顧客に発送または提供するまでの手順を指します。

この一連の流れをOMSは管理します。

WMSとOMSを連携させるメリット

WMSとOMSを連携させることで、物流および注文管理のプロセスをより一元化し、迅速で正確なサプライチェーン管理を実現できます。

リアルタイムでの在庫の可視化

→ WMSとOMSを連携することによって在庫のリアルタイムな可視性が向上します。在庫の変更や商品の移動がWMSで行われると、OMSがこれを自動的に把握し、顧客に正確な在庫情報を提供できます。

注文処理の迅速化

→ 注文がOMSによって受け入れられると、連携されたWMSが倉庫内の在庫を確認し、在庫が利用可能であれば自動的にピッキングと梱包が始まります。これにより、注文処理の効率が向上し、発送までの時間が短縮されます。

顧客サービス向上

→ 注文のステータスや配送情報などが一元管理されるため、顧客に正確でリアルタイムな情報が提供され、サービス品質が向上します。適切な通知や追跡機能も含まれ、顧客満足度が向上します。

また上記以外にもWMSとOMSを連携させるメリットは多く、物流の効率化、正確性、顧客サービスの向上に寄与します。

WMSとOMSは、同じ物流管理システムでも目的や管理する業務範囲の違いがあるため、管理したい業務と目的に合わせて選ぶ必要があります。物流管理システムを選ぶときには、次の点を押さえておきましょう。

OMSの選び方のポイント

必要に応じてWMSとOMS両方の導入も有効

入荷から出荷までの倉庫内作業全体を管理したい場合はWMSを、注文と注文フルフィルメントプロセスの最適化OMSを選択するとよいでしょう。自社の課題や規模に沿って最適な物流管理システムを検討し、場合によっては他の物流管理システムも併せて検討するのをおすすめします。

ただし、WMSでも機能やカスタマイズ性が異なるため、WMSを導入する際には、比較して吟味することが大切です。なぜなら、WMSによって大きく機能が異なってくるからです。機能面のほか、導入する環境や他のシステムとの連携なども考慮すれば、自社に最適なものがより絞り込まれてくるでしょう。

ブライセンがご提供するWMS「COOOLa」は、自社で設計・開発を行っているため、カスタマイズ性が高い点が特長です。最初だけカスタマイズして終わりではなく、導入後もカスタマイズが必要になったときに、必要な箇所をカスタマイズすることができます。

機能の充実度よりも自社の課題に合わせて選ぶ

物流管理システム全般に言えることですが、「機能が豊富だから便利に使えるだろう。今は使わない機能があっても、いつか使う日が来るだろう」と判断し、漠然と選んでしまうと失敗することがあります。
機能がいくら充実していても、使いこなせなかったり、必要のない機能があったりすることもあるためです。
自社の課題を解決できる機能を必要十分に備えているかどうかという観点で選びましょう。

システムの操作性も重視する

実際に運用する場面や操作する人員のことを考え、操作性や画面の見やすさを重視するのをおすすめします。使い勝手がよくないとそもそも使われないシステムになってしまうからです。

まとめ

物流管理システムの中でも、導入が進んでいるWMSとOMSの違いや特徴をご紹介しました。物流管理システムは物流工程を効率化し、今の時代に欠かせない存在です。

ぜひ自社に合ったものを選定するのをおすすめします。

ブライセンのクラウド型のWMS「COOOLa」は、基本機能とオプション機能が充実しているほか、柔軟なカスタマイズ性を有しており、汎用性と拡張性を両立した使い勝手の良い、思い通りのWMS運用と業務効率化を実現します。
使いやすく見やすい画面も好評です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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