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EC物流におけるWMS(倉庫管理システム)の役割!工数削減のための選び方

2023.09.12

システム

ECの物流量が増加の一途をたどっており、EC事業者は業務課題を抱えています。少ない人員で作業を迅速に実施していく必要がある中で、多くのEC物流の現場ではWMS(倉庫管理システム)の導入が進んでいます。

今回は、EC物流へWMSが導入されている背景や導入するメリット、EC物流に最適なWMSの選び方を解説します。

導入実績
500社以上
最短2週間
稼働開始
ユーザー数
追加費用なし

EC物流へWMSが導入されている背景

昨今、EC事業者がWMSを導入し、利用を進めています。

WMSとは、「Warehouse Management System」の略で、日本語では「倉庫管理システム」と呼ばれるシステムです。倉庫に保管されている商品の在庫管理や入出荷管理、仕分、加工、保管、ハンディターミナルを用いた入荷検品棚入など、一連の業務をシステムで効率的に管理することができます。

EC物流へWMSが導入されている背景

EC物流にWMSの導入が進んでいる背景として、EC物流量の増加が挙げられます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景とした巣ごもり需要から、ECでの購買が増え、BtoCのEC市場規模は大きく伸長しました。これまでECを実施していなかった事業者もECに着手するようになったことも要因です。物流量が増えれば、それだけ業務量が増えるため、効率化が求められます。昨今は人手不足が深刻化していることもあり、WMSのようなシステムによる省人化や自動化は最適な手段となっています。

またECサイトにおいては、受注管理システムを利用することが多いですが、WMSとデータ連携を取ることにより、正確な在庫管理や受注処理と共にスピーディーかつ効率的な倉庫内作業を実現できます。この連携性の高さもEC物流でWMSの導入が進んでいる背景といえます。

WMS(倉庫管理システム)とは?機能やメリット・デメリット、導入のポイントまで徹底解説

EC物流業務の特徴

EC物流は企業向け物流とは異なる特長があります。まずはその特徴を整理し、EC物流における課題を考えていきましょう。

リアルタイム性の高い在庫管理

EC物流の在庫管理では、リアルタイム性が求められます。個人がオンラインで注文するため、24時間365日途切れることなく注文が発生します。そのため、在庫情報が常に最新の状態必要があります。もし在庫情報の反映が遅れていると、在庫が切れている商品の注文を受けてしまい、クレームに繋がりかねませんので、リアルタイム性が必要です。

少量多品種への対応

EC物流では、多くの商品を少量ずつ保管することが多いことも特徴です。多品種少量で管理するということは、SKU(Stock Keeping Unit、在庫管理単位)が細かくなりやすいということです。例えば、「同じ商品で内容量が異なる」「コラボなどで同じ商品でもパッケージが異なる」「同じ商品で色が異なる」などの細かい違いあがるため、より正確な方法で管理していくことが求められます。それに伴い、ピッキングや梱包作業が複雑になり、業務のミスが増えていきやすいのです。

個別対応

EC物流では柔軟な個別対応が求められるのも特徴です。購入者一人ひとりにカスタマイズした対応をすることがおおいため、例えば会員ランクに応じたパッケージ、過去の注文履歴に基づいたサンプル添付、ギフト向けのラッピングなど、複雑な対応が求められます。そのため、確認不足・入れ間違いなどのミスが起こりやすいと言えるでしょう。

EC物流へWMSを導入するメリットとは?

EC物流へWMSを導入することは有意義であると考えられます。具体的には次のようなメリットが得られます。

省人化とミス軽減

ECは特に小口の配送量や配送先が多いことから、現場での作業量が多く、ミスも起こりやすいのが特徴です。WMSを活用して倉庫内作業全体を可視化し、効率化することは大きな改善策となります。WMSには、ハンディターミナルによる荷物に付いているバーコードなどを読み取ってWMSに記録したり、WMS内のデータと照合する機能が付いていることが多く、棚卸作業の精度向上や、在庫管理の正確性に貢献します。手作業の負荷とミスを削減することで少ない人員で業務を行うことができるので、省人化にもつながります。

物流品質の維持向上につながる

EC事業者にとって、物流で何らかの問題が発生すれば、顧客へ直接影響が及び、インターネット上の評価に支障が出てしまいます。例えば、商品が破損した状態で届いたり、指定した商品とは別の商品が届いたり、届くのが著しく遅かったりするケースがあります。このようなことが起きると、低評価の口コミが増えてしまうため、物流品質の保持は事業継続、及び集客にとって重要です。WMSは人為的ミスを削減し、迅速な倉庫内作業を実現するため、品質保持に役立ちます。

個別対応に専念しやすい

ECは、ギフト梱包や個数指定などの個別対応が多く、煩雑になりがちです。倉庫オペレーションをWMSで自動化することで、個別対応に集中しやすくなります。

EC物流を効率化するWMSの機能

棚卸機能

EC物流では、顧客からの注文に迅速かつ正確に対応する必要があります。WMSの棚卸機能は在庫数の正確性を保つことができます。例えばオンラインでの販売では、在庫情報の正確性が非常に重要です。WMSを使用した正確な棚卸は、ECサイトでの在庫状況の信頼性を保ち、顧客の信頼を維持するのに役立ちます。
また、正確な在庫情報により、ピッキングや検品がスムーズに行われることで、顧客への配送を早めることにも繋がります。さらに、WMSによる棚卸データは、過剰在庫や不足在庫を防ぐための在庫数の調整に役立ちます。これにより、在庫コストの削減や売上機会の最大化に寄与します。在庫情報の正確さは、顧客からの問い合わせに対する迅速かつ正確な回答を可能にし、顧客満足度を高めることに繋がります。

同梱物の管理

WMSの同梱物の管理機能とは、商品と一緒に同梱されるサンプル品やパンフレットなどを管理する機能です。ECサイトでは会員に合わせた対応によりリピートを生むことが重要ですので、同梱物の管理は欠かせません。
WMSの同梱物の管理機能を活用すれば、出荷する商品に対してどの同梱物を入れるかシステムで管理できます。これにより、作業スタッフの人的ミスによる同梱物の忘れや間違いによるトラブルを防止し、顧客満足度の向上につながります。また、ピッキングリストや梱包指示を自動で生成するので、作業の迅速化と効率化が図られ、受注から出荷・発送までの時間短縮に貢献します。
更に、購入回数や、季節、購入方法などに応じて特別な同梱物を要求される場合、WMSは注文ごとにカスタマイズされた同梱物の管理を可能にします。これにより、個々の顧客ニーズに応じたサービスを工数をかけずに提供できます。

EC物流に最適なWMSの選び方

WMSは、EC物流が直面する課題を解決する有効な手段であることがわかります。そこで導入を検討する際に、最適なWMSの選び方を押さえておきましょう。

自社課題に合わせた機能を持つ

WMSを選定する際には、複数を比較して自社課題を解決するために必要な機能を備えたものを選ぶことが肝心です。まずは課題を洗い出し、それを解決するために必要な機能をピックアップして要件を定めます。その要件を満たすWMSを選定することで、導入後、課題解決につなげることができるでしょう。

操作性が高い

ITリテラシーがそれほど高くなくても使えるWMSであれば、業務もスムーズに行いやすくなります。例えば、画面のわかりやすさや、操作の工程の簡単さなどを実画面で比較するのをおすすめです。場合によってはデモやトライアルの利用も検討しましょう。

カスタマイズ性がある

WMSを自社の環境や業務フローにうまく組み込んで利用できるかどうかは重要です。受発注システムと連携させたい場合は、連携できるかどうかの確認をしましょう。始めからうまく組み込めるケースは限られているため、いかに自社仕様にカスタマイズができるかどうかも比較のポイントといえます。

導入後もサポートがある

WMS導入後、運用開始してから、何かと不明点やうまくいかない点が出てくることがあります。導入しても、業務効率化の成果が出なければ意味がありません。それを見越して、導入後も伴走してくれるWMS提供事業者を選ぶのをおすすめします。

まとめ

WMSはEC物流事業者が直面している業務課題を柔軟に解決できる可能性のあるシステムです。導入を検討する際には、ぜひ最適なWMSの選定のために、十分、吟味するのをおすすめします。

より自社にとって最適なWMSを求める場合は、ブライセンのクラウド型のWMS(倉庫管理システム)「COOOLa」がおすすめです。

基本機能とオプション機能は充実したものを有するため、業務効率化に寄与します。それに加えて柔軟なカスタマイズ性を有しており、汎用性と拡張性を両立した使い勝手の良い、思い通りのWMS運用を実現できます。

詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

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