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倉庫管理システム導入の6つのポイント

2017.11.10

システム

これまでアナログ的な方法で行われてきた倉庫管理(在庫管理)の業務ですが、オンラインショップの台頭により成長・拡大を続ける物流業を下支えするシステムとして、多くの物流倉庫で倉庫管理システムが導入されています。

ここでは、倉庫管理システムの導入で失敗しないために、おさえておくべき6つのポイントをご紹介します。

【関連コラム】
WMS(倉庫管理システム)とは?機能やメリット・デメリット、導入のポイントまで徹底解説

倉庫管理システム選定、6つのポイント

(1)今の現場にマッチするもの

まずは、倉庫管理に関わるすべての業務を洗い出すことが重要です。業務を大分類・中分類・小分類の3つに分類して体系化すると分かりやすく、漏れなく効率的に洗い出しができます。この最小単位である小分類を業務フローとして可視化します。

(2)今よりも発展したことができるもの

業務を可視化すると、現状かかえている問題も明らかになってきます。それらの問題を整理し、改善したい課題を具体的に洗い出してみます。例えば、

  • 封入の人的ミスをもっと減らしたい。
  • 作業スピードを改善して、1日の出荷可能な件数を増やしたい。
  • 複雑な条件の同梱物を、正確に管理したい。

などです。このような課題に対して、システムを導入することで、

  • 何が改善されるのか?
  • 今の業務がどのように変わるのか?

を1つずつシミュレーションしていくことで、現場とシステムとのマッチング度を確認していきます。

(3)分かりやすさ・操作性の高さ

システムの導入において、分かりやすさや操作性の高さは大変重要なテーマです。いかに便利な機能をたくさん盛り込んだとしても、

  • 見にくい、使いづらい。
  • 覚えるのに時間がかかり、経験を積まないと使いこなせない。

では、業務効率は上がりません。誰でも使いやすいシステムを導入することが大切です。
無料デモやお試し期間が用意されている場合は、必ず利用してみましょう。

(4)カスタマイズ性の高さ

基幹システムや受発注システムとの連携や、将来的なビジネス展開に柔軟に対応できるよう、システムのカスタマイズ性の高さが必要となります。

(5)サポート体制の充実

システム導入前後のサポートも、比較検討すべき重要な項目の1つです。操作方法のサポートはしてもらえるのか?運用に合わせたシステム設定やカスタマイズの相談にのってもらえるのか?など、事前に確認しておきましょう。

(6)費用対効果

コストを上回る効果を得られることが重要です。継続的に利用するシステムであるからこそ、自社のメリットが見込めるかどうかを検討することが必要となります。倉庫管理システムを導入することで、「少ない人手で、限られた時間内に、いかに効率よく業務を行うか」の「時間対効果」が重要となります。


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さいごに

COOOLaは、物流・倉庫業務の生産性をとことん 追求したシステムです。倉庫業務を行うさまざまな企業様の課題や悩みを解決します。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

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